令和2年里庄町議会第9回臨時会が行われた。
2020年11月25日に、里庄町役場議場において開会した本会議では、議案第73号が重要な議題として取り上げられた。議案第73号は、里庄町職員の給与に関する条例及び会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についてである。
議案の説明を担当した赤木功総務課長は、令和2年の人事院勧告に基づき、国家公務員の給与改定が実施されることに伴って、町職員の給与の改正が必要であると強調した。特に、ボーナスに関しては、民間の支給割合との均衡を図るため、年間4.50月分から4.45月分へ引き下げることとなるという。
さらに、期末手当の支給月数について説明があり、令和3年度からは6月期と12月期の支給月数が同じになることが決定される。赤木課長はまた、一般職の期末手当を0.05月分引き下げることとし、結果的に今年12月期の期末手当が減少する旨を説明した。改正案には会計年度任用職員も含まれており、同様の改正が行われる。
市議会では質疑を経て、討論に進み、反対討論は見られなかった。賛成意見もなく、議長は議案の可決を宣言した。議案第73号は原案の通り全会一致で可決され、2020年第9回臨時会は終了した。議長は最後に出席議員の労をねぎらい、本会議を閉会する運びとなった。
このように、里庄町議会第9回臨時会は、職員給与に関する重要な改正議案を全会一致で可決し、円滑に閉会した。