真庭市議会は、令和3年4月28日に第3回臨時会を開催し、選挙や委員の指名など、重要な議題を取り上げた。
初めに、太田昇市長が挨拶に立ち、議員の皆様へのお祝いの言葉を述べた。市長は「真庭を永続的に発展させる責任を痛感している」と強調し、今後の市政に対する決意を表明した。続けて、新型コロナウイルス感染症への対応や、予防接種の進捗状況についても報告した。
議長選挙では、小田康文議員が当選し、選挙結果は有効投票23票中13票を獲得した。次いで、副議長選挙が行われ、岩本壯八議員が抽選で当選した。議長・副議長を選出したことで、真庭市議会は議事が進行しやすくなった。
常任委員会の委員指名や、議会広報編集特別委員会の設置についても可決された。議会の情報公開や市民との対話を図るため、報告会やアンケートの実施を提案する声も上がった。
また、新型コロナウイルス感染症に関連する経済対策として、低所得の子育て世帯への特別給付金を含む補正予算案が承認された。市長は「早急に支援を実施する所存だ」と述べ、今後の施策についても期待を寄せる。
さらに、真庭市税条例等の一部改正や教育委員会委員、監査委員の任命についても決議され、これからの市政運営に向けた基盤が整えられた。議会は引き続き市民の信頼に応える活動を目指す決意を示した。
最後に、全ての議事が終わり、22名全員の出席で本臨時会は閉会した。議長は今後の活動に向けて市民の期待に応えるよう注意を促した。