令和2年11月25日に開催された全員協議会では、真備地区の復興計画について詳細な進捗状況が報告された。
伊東香織市長は、地域の堤防強化を含む工事が進行中であることを明かし、具体的な工事内容を市民に説明した。
例えば、小田川合流点付替え事業に関しては、南山の掘削作業や柳井原貯水池内での築堤が進められている。
この工事では、写真で示された通り、順調に進捗しており、早期の完成を目指している。
さらに、堤防強化工事の進捗についても言及し、出水期明けから工事を再開したと強調した。
国と連携して行なわれるこの工事は、今年度末までに完了する見込みだ。
特に有井・川辺地区では基盤漏水対策が進められ、服部地区では堤防強化が施されつつある。
また、公共施設の復旧状況についても報告され、真備図書館は令和3年1月中の再開を予定している。
マービーふれあいセンターについては6月の再開を目指し、準備が進められている。
仮設住宅の入居者は8,780人から1,527人に減少し、多くの方が住まいを再建していることが示された。
災害公営住宅の施工も進行中で、川辺団地や有井団地で工事が実施されている。
この他にも、被災者生活再建支援金の申請が進んでおり、生活再建に向けたさまざまな支援策が講じられている。
伊東市長は、市民からの意見を受け、さらなる支援や防災対策を進めていく方針を示した。
引き続き被災者の生活安定を支える重要性を訴え、今後の取り組みに期待が寄せられた。