令和元年第2回倉敷市議会の定例会が9月3日、市議会議長の斎藤武次郎氏の呼びかけにより開催された。
本会議には40名の議員が出席し、会議は成立した。最初の議題である会議録署名議員として16番難波朋裕議員と26番時尾博幸議員が指名された。
続いて、議会運営委員長の荒木竜二氏が運営に関する報告を行い、今期定例会の会期を30日間とし、会期は本日から10月2日までであることを確認した。また、議案は予算案3件、条例案26件、事件案13件、決算13件、報告2件の合計57件が提出され、その内訳についても詳しく説明した。
特に、請願第15号についての取り下げが取り上げられ、同請願は公務・公共サービスの拡充を求めるものであったが、請願者からの取り下げの申し出があり、異議なしで承認された。
さらに、議案の提案理由について、伊東香織市長が詳細に説明を行った。災害関係の復興計画や新たな条例の制定についても言及し、社会的な背景や影響を考慮しつつ効率的な運営を推進していく方針を明確にした。
特に11件の条例改正案が重要な論点である。たとえば、倉敷市短時間勤務会計年度任用職員の給与および費用弁償に関する条例の制定については、新たな法的枠組みに基づくものであり、地方公務員法の改正に伴ったものである。
また、復旧・復興計画の具体的な進捗状況や市民生活向上策についても盛り込まれ、今後の取り組みについて議論がされる予定である。
その後、議案全体が一括して議題に付され、各議案についての詳細な審議が行われることとなった。次回は9月9日に再開される予定である。