令和5年第4回倉敷市議会が4月24日に開催された。
この臨時会では、議案第59号から第61号、報告第3号から第7号までの計8件が審議される。
各議案の審議においては、質疑や討論がないままスムーズに進められ、承認される運びとなった。
まず、議案第59号では、令和5年度倉敷市一般会計補正予算(第2号)が提案された。
伊東香織市長は、「この補正予算は国が予備費を用いて子育て世帯生活支援金を給付する決定に伴うもの」と明言した。
続けて「低所得の子育て世帯へ児童一人当たり5万円、住民税非課税世帯には3万円を支給するための経費を計上している」と述べた。
さらに、市長は財源についても説明。
「一般会計では27億2,200万円の増額となり、累計で2,049億5,600万円で前年度と比べ7.1%の増加」になった点が強調された。
次に、議案第60号として専決処分の承認が求められた。
伊東市長は、「平成30年の豪雨災害による固定資産税の特例措置延長のため、本年3月31日に専決した」と述べた。
続いて人事議案の議案第61号について、原田宗範氏の固定資産評価員への選任が同意を求められることが説明された。