令和5年9月7日、赤磐市議会第4回定例会が開かれ、重要な議案が審議された。
この日の会議では、認第1号から認第10号までの質疑では通告がなかったため、すぐに終了。
質疑の中で、赤磐市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正が注目を集めた。安藤利博議員がこの改正に関して質疑を行い、具体的な内容を確認した。
安藤議員は、今回の改正の第15条にある表現が長く分かりにくいと指摘し、「移動端末設備用利用者証明用電子証明書」とは何か質問した。 これに対し、矢部勉市民生活部長は、個人番号カードを利用した申請方法に関して詳しく説明し、スマートフォンでの申請も可能になると述べた。
さらに、安藤議員は市役所内で自動交付機が停止した現状についても触れ、マイナンバーカードを用いた申請ができる端末の設置を求めた。安藤議員は、利便性向上のために「市役所、支所、出張所にも端末を設置するべき」と強調した。
矢部部長はこの要望に対し、庁舎改修を考慮にいれた上で、今後のデジタルトランスフォーメーションに向けた取り組みを進めると述べた。
一方、議長と他の議員からは、通告なしの質疑に対する注意を促す意見も上がった。議長は今後注意する意向を示したが、通告に対する厳密な運用を求める声が続出した。
最後に、議会は全日程を終え、休会を決定した。次回の本会議は9月28日再開予定である。