令和2年3月18日に開催された中津市の定例市議会では、人口減少問題が中心テーマとなった。
議員たちは、特に若者の定住支援と、過疎対策の強化について意見を交わした。
恒賀愼太郎議員は、「中津市は微減状態を維持しているが、この状況を打破するためには10万人構想が必要だ」と述べた。
また、若者の定住促進のためには、住宅取得に関する支援が求められ、例えば新婚家庭向けの補助制度を整えることが重要だと強調した。
中村詔治議員は、人口減少のトレンドが続く中で、地理的な偏りが懸念されることを指摘した。具体的には、周辺部における高齢化が進行しており、地域の活性化が急務であることを訴えた。
吉村尚久議員は、結婚や出生を促進する施策として、大分県内全体で女性の活躍を支援する重要性を力説した。特に、産後サポートや育児環境の整備が必要とされる。