令和4年第3回胎内市議会定例会が、10月11日に開催された。
会期は、今月から11月2日までの23日間と決定し、議事は進行した。
本会議では、特に令和4年度の補正予算案が注目された。
井畑明彦市長は、雨による災害復旧に関連する経費の増額を提示した。
質問に対して農林水産課長の榎本富夫氏は、農業者が自ら行った工事例が約40件あると見込むと述べた。
補正予算の第8号では、災害復旧費用として約1億4,700万円を減額し、184億6,435万2,000円となる。
特に大雨による農業用施設および農地の復旧に充てるものである。
また、第9号では、歳入歳出をそれぞれ13億6,585万7,000円追加し、198億3,020万9,000円にする。
この中には、給与費や共済費の増減等、維持費に関する調整も含まれる。
議第49号の国民健康保険事業特別会計補正予算も審議され、歳入歳出の総額を30億6,630万4,000円に増額。
さまざまな出費要素において、新たな健康保険システムの改修に必要な経費を計上している。
最後に、議会は予算案や各種条例の改正を順次採決し、すべての議案が原案通り可決された。
今後は、10月25日の予定で一般質問を行い、さらなる詳しい議論を展開する予定である。