令和六年九月、天理市議会の第三回定例会が開催されました。
今回の会議には、一般会計補正予算や条例改正などの重要案件が提出された。
市長の並河健氏は、議会開催の挨拶の中で、重要な案件について慎重な審議をお願いした。
特に、令和六年度一般会計補正予算が注目される。この補正予算では、歳入歳出ともに四千二百二万五千円の追加が計上され、総額は三百三十二億九千五百四十九万一千円に達する。
主な用途としては、新型コロナウイルス関連の予防接種健康被害者への救済金や、火葬場の設備修繕が含まれ、重要な事業の支援につながる。
さらに、議案第五十二号、令和六年度一般会計補正予算(第六号)では、自治体SDGsモデル事業や地域支援給付金給付事業が検討されており、地域の発展を目指す取り組みとして注目される。
この議会では、榎堀秀樹議員が二十五年以上の勤続議員として表彰され、発表の際には多くの議員からの拍手が送られた。
榎堀議員は、「市民や議会の皆様のご支援のおかげで、このような栄誉をいただけた」と感謝の意を示した。
会期は九月二日から九月二十日までの十九日間に決定。
今後の審議では、令和五年度決算認定や多くの条例改正案が詳細に検討される見込み。
議長の大橋基之議員は、会議終了後、明日からの休会を告知し、再開は四日午前十時からとしたことを述べた。