令和四年四月二十五日に、天理市議会臨時会が開催された。
この日程には、さまざまな議案が上程され、議会運営に関する重要な数件が審議された。
注目されたのは、天理市監査委員の選任に関する同意案で、市長の並河健氏が説明を行った。
加藤嘉久次議員が辞職し、後任に今西康世議員を選任することを求めた。
閣議の結果、特に異議はなく、同意案は原案通りに可決された。
その後、常任委員会の委員選任に移行。
議長の大橋基之議員が指名を行い、新たに選任された委員を発表した。
これに対しても、議会において異議なく推認され、議会運営が効率的に進められる体制が整った。
続いて奈良県広域消防組合議会議員の選出に関する議案が議題とされ、議長が議員の指名を行った。
選任されたのは大橋基之議員であり、こちらも異議なく受け入れられた。
次に、議会議案第二号の山辺・県北西部広域環境衛生組合議会議員の選出について審議された。
ここでは、大橋議員と今西議員が指名され、それぞれ選任が決定された。
また、専決処分の承認案についても議論が展開された。
市長は、地方税法に基づく税制改編に関する報告を行い、これも特段の異議なく承認された。
最後に、令和四年度の天理市一般会計補正予算が議題に上がり、市長が具体的な補正内容を説明した。
この補正では二千二百万円の追加が含まれており、櫟本こども夢応援プロジェクトに関連した地域環境整備が焦点とされている。
荻原文明議員からの質疑では、行政財産の活用に関する指摘があり、教育活動の条件整備についての重要性が強調された。
市長と教育長はこのプロジェクトの意義について詳細に説明し、地域と学校の連携の重要性を訴えた。
すべての議案は承認され、臨時会は終了。
議長の閉会挨拶に続き、市長が市民への謝辞を述べ、質疑応答と意見交換も活発に行われたことが際立った会議となった。