令和3年第3回香芝市議会臨時会が令和3年5月19日、本市役所5階議場で開催された。
今回の会議では、再議第2号発議第6号に関する議決の再議が主要な議題として取り上げられた。議長の川田裕氏が開会を宣言し、出席議員が定足数に達していることを確認した。議会運営委員長の河杉博之氏は、早速、議会運営委員会での審議結果を報告した。この報告で、追加議案について何が議論され、どのように運営していくかを明確にした。
特に注目されたのは、発議第6号に関連する議論だ。筒井寛議員は、発議第6号の存在理由を論じ、議会運営委員会でその正当性を確認すべきだと訴えた。市長から再議の理由に関する説明が求められ、副市長の小林悟氏が再議第2号について詳細に説明し、地方自治法第176条に基づく権限の有無を探ることが重要であると述べた。これに対して、議員からはその法的解釈の妥当性が問われる場面もあった。
再議の議論は実に複雑で、総務部長の上平健二氏が「議決が議会の権限を超えている場合の判断権は市長にある」と述べるも、筒井議員は市議会の権限行使を強く主張。この中で、再議理由の確認や、その修正が果たして許可されるべきかという緊迫した質疑応答が繰り広げられた。
さらに、質疑応答が行われる中で、再議第2号の重要性や、その採決方法についても議論が及んだ。筒井議員は、議長の採決をめぐる問いかけが不明確であったとして、質疑の進行への懸念を示した。これに対して議長が丁寧に説明し、最終的には発議第6号の再議に対する賛否が問われた。
議論の結果、出席した議員は賛成多数により、発議第6号再議第1号の決議を再議する方向に決定した。この決議を受け、議会のが議論した結論が明確化されたことに、議長を通じて感謝が述べられた。今回は、議会にとって重要な法的解釈が繰り広げられ、多くの意見が交わされました。