令和3年6月14日、御所市議会が開催された。
この日は、複数の重要な議題が審議された。議長の南満から開議の宣告が行われ、その後市長の東川裕氏が招集の挨拶を行った。挨拶の中で市長は、令和2年度の決算状況について約3億4,600万円の黒字だったことを報告した。この成果にもかかわらず、市長は不安定な収支の中で、厳しい財政運営が続くことを警告している。
市長は新型コロナウイルスの影響による収入減少の危険性を挙げ、今後さらなる分析を行い9月に報告する考えを示した。特に、一般会計補正予算や際立った条例制定等が話題になっている点が印象的であった。この定例会では、令和3年度一般会計補正予算の専決処分や、御所市税条例の改正が焦点となる。
また、議長は第97回全国市議会議長会総会で評価された松浦正一氏と川田大介氏の表彰を発表した。市長はこの受賞に対し心からのお祝いを述べ、長年の尽力に敬意を表した。受賞者の功績には市政の円滑な運営における貢献が含まれており、議場は感謝の意に包まれた。
最終的に、議長は本日の審議内容をそのまま議題として、次回の会議計画を示した。会議は令和3年6月15日を休会し、6月16日に再開することが決定された。今後の議論は、地域活性交流拠点施設条例の制定を含む多岐にわたる予定で、議員たちには注目が集まっている。