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雲仙市議会、施政方針への質疑と新型コロナ対応について議論

雲仙市議会第1回定例会が開かれ、施政方針や新型コロナ対応について議員たちが質疑を行った。教育長や健康福祉部長が各々の取り組みを報告。
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令和4年第1回定例会が3月1日、雲仙市議会にて開会され、議員たちが市政一般質問を行った。

まず、藤本淳次郎議員(創新・公明)が施政方針について尋ね、学校教育分野の働き方改革に対する市の具体的な取り組みを求めた。教育長の下田和章氏は、教職員の働き方改革を推進するため、定時退校日を設けるなどの対策を実施していると強調した。さらに、藤本議員は、教育現場における統合型校務支援システムの効果についても質問をし、運用が進んでいることを確認した。

次に、佐藤義隆議員は市内の公衆トイレの管理状況について質問し、トイレ施設の改良と洋式化の必要性を訴えた。建設部長の荒木正君は、使用状況に応じた改善を検討していると答え、利用者の声を反映させる姿勢を示した。

坂本弘樹議員は、新型コロナウイルス感染症に対する市の対応について発言し、感染拡大に伴う休園や学級閉鎖の状況を説明した。また、ワクチン接種の進捗状況を尋ね、特に小児へのワクチン接種について関心を寄せた。健康福祉部長の前田孝章氏は、ワクチン接種は順調に進んでいると述べた。

教育委員会では、成人式の様子についても報告があり、分散開催の効果について参加者から高評価を得たとされた。教育長は参加者と地域とのつながりを重視したいと述べると共に、令和7年からの成人式の開催年齢引き下げについて議論していることを明らかにした。

林業に関する項目では、林道の整備状況についての問いに対し、農林水産部長の久米重治氏がコストパフォーマンスを考慮し、鉄鋼スラグ製品の活用を検討する考えを示した。これにより、未整備の林道整備が推進される可能性が高まるという。

議会開催日
議会名令和4年3月雲仙市議会第1回定例会
議事録
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