令和5年5月8日、大町市議会で5月臨時会が開会された。
本日は、議長及び副議長選挙など、議会の人事案件を中心に進行された。臨時議長の高橋正議員が議会を進める中、市長の牛越徹氏が開会挨拶を行った。牛越市長は、新たに当選した議員たちに対し、感謝の言葉を送り、議会と市政の連携重要性を強調した。
牛越市長は、地方自治体は市民の信頼を受けて運営されるものであり、議会と執行機関は対等の立場であると述べた。 また、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中、現状に対処する新たな局面に入ることも指摘し、これからの議会に大きな期待を寄せていることを明らかにした。
その後、議長選挙が行われ、二條孝夫議員が15票を集め当選した。議長に就任した二條議員は、自身の責任の重さを痛感し、より良い議会運営のために中立・公正を貫くと強調した。続いて、副議長選挙では、太田昭司議員が当選し、市民に開かれた議会の実現への努力を誓った。
また、今後の大町市の課題として、人口減少や高齢化の進展、そして地域経済の回復への取り組みが示された。議員たちは市民の期待に応える議会を目指し、より一層の協力を求めていくとした。市政に関わる様々な問題への対応が求められる中で、この議会がどのように取り組んでいくか、注目が集まる。