令和3年5月10日、松本市で開催された大町市議会の臨時会が開会した。
同会議では、中牧盛登議長の辞職が議題となり、その後の議長選挙が実施された。
議会運営委員長の二條孝夫氏は会期の決定について、5月10日から12日までの3日間とする旨を報告。
これに対する異議が無かったことから、会期は正式に決定されることとなった。
また、市長である牛越徹氏は、ワクチン接種の進展や新型コロナウイルス対応についても触れ、高齢者の接種予約が67%完了していることを報告した。
牛越市長は更に、基礎疾患を持つ方々への接種計画についても言及した。
今後の接種体制の強化を目指す姿勢を示した。
中牧氏の議長辞職に続き、副議長であった太田昭司氏も辞職願を提出。
特別の事情により、副議長選挙も行われ、降旗達也氏が全票を獲得し、副議長に選出された。
新議長に就任した二條氏は、地域課題に取り組み、市政の発展を目指す責任を感じる旨語った。
また、議会の透明性を高め、親しまれる議会を築くために全力を尽くす覚悟を示した。
これは、この会議における新たなリーダーシップの誕生である。
議長交代の際、前議長や副議長に対する謝辞も贈られ、これまでの貢献に感謝の意が表された。
市長からは新しい職務への期待が語られ、正副議長の健康と活躍が祈念された。
本会議の最終日12日には、常任委員会や議会運営委員会の選任が予定されている。