令和5年第2回駒ヶ根市議会定例会が2023年3月1日に開会し、重要な施政方針が示された。
市長の伊藤祐三氏は、新型コロナウイルスの感染状況の改善を評価しつつ、引き続き基本的な防止対策の徹底を呼びかけた。また、国の方針に従った感染症法上の分類変更に向けた準備も進められるという。
市長は新年度予算案として147億5,700万円を計上し、前年対比で0.7%の減少を見込んでいると発表した。予算の中心には、子育て支援や地域経済の活性化を掲げた施策があることが強調された。特に、ここ数年で進展している地域の人口移動に注目し、駒ヶ根市への転入超過が記録されたことも報告された。
個人情報保護に関する法律施行条例に関しては、駒ヶ根市独自の保護措置を新たに設ける取り組みが発表された。これにより個人情報の取扱いに対して厳重な管理が求められ、透明な行政運営を目指す姿勢が示された。,