新富町では、令和3年3月10日に行われた第1回定例会において、様々な重要な議題が提起された。
新型コロナウイルスの対策として、町ではワクチン接種の準備状況について報告した。接種に向けて、必要な予算の確保や医療機関との調整が進められており、電話やLINEを通じた予約が可能になる。具体的には、6回線を準備し、接種開始には速やかに対応する方針を示した。
また、町内事業者への支援策も窺われた。町長は、給付金の申請について特に問題は報告されていないと述べ、今後も情報収集に努める意向を示した。新型コロナの影響で、あらゆる事業において厳しい状況が続いているが、可能な限り補助を行っていく考えだ。
スポーツ振興については、町のフットボールセンター及びサッカースタジアムの整備が進行中であり、地域のスポーツ振興に寄与することが期待される。町長は、サッカーだけでなく、様々なスポーツが行えるような設備として活用する意向を示した。
ウオーキングコースや遊歩道の設置についても言及され、健康維持のために身体を動かすことが奨励された。年間を通じて利用しやすい整備が求められており、これからの計画に組み込んでいく必要がある。
遊園地や児童公園に関しては、現在の施設を見直し、充実させる必要性があることが確認された。特に、高齢化が進む中で、子どもたちの遊び場の確保が重要視されている。
新田地区の上新田小学校跡地についても関心が寄せられた。町民からの意見を基にした利用計画が検討されているが、詳細は未定のまま。住民が求めるニーズに応えるため、柔軟に対応していく必要があるだろう。