令和元年6月13日、宇治市議会は定例会を開催した。主な議題には市税条例や市の事業に関する条例改正が含まれている。
議長の真田敦史氏は開会し、議案第41号から第51号までの11議案を一括で審議することを提案した。すべての議案は所管の常任委員会に付託されることが決定された。
議案の中には、「宇治市市税条例の一部を改正する条例」、「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正」、「宇治市水道事業給水条例の改正」など、多岐に渡る内容が盛り込まれている。議長は質疑の段階へ進むも、「なし」との声があり、質疑は早期に終了した。
一方、請願も行われ、放射線副読本の配布中止に関する請願が審議された。この請願は「放射線副読本」が誤った知識を与えると主張し、配布と使用中止を求めている。請願者の中村あゆ美氏は、「事故後の現状を正しく伝えない内容のため、配布を中止すべきである」と訴えた。
今回は、宇治市が抱える条例改正の重要性や、請願への対応が含まれ、今後の市政運営に影響を及ぼす可能性があるとされている。議案の内容は、関連する常任委員会において、さらに詳しい審議が行われることが期待されている。