令和元年亀岡市議会定例会9月議会が開会した。
議会は30日間の期間で行われ、様々な議案が提案される。
議長の齊藤一義氏は、最初に報告を行い、市長からの専決処分の報告や健全化判断比率・資金不足比率の状況について報告される。
市長の桂川孝裕氏は、地方自治法に基づく報告を行い、7月1日付で就任した仲山徳音副市長と関吉廣教育委員についても紹介した。
新たに就任した仲山副市長は、地域の発展に全力を尽くす意気込みを示した。
また、議長は監査委員から送られた例月現金出納検査についても紹介し、監査委員による調査が適正であると報告されたことを伝えた。
この議会では、第1号議案から第61号議案まで多岐にわたる予算案が説明され、特に一般会計補正予算の内容が注目されている。
市長は、補正予算において10億7,690万円を追加する旨を示し、予算総額が347億5,120万円になると発表した。
具体的には、最新技術であるRPAの導入に関連する経費573万円や、幼児教育・保育の無償化に向けた経費として9,973万円を計上していることが伝えられた。
また、消費税率の引き上げによる影響を緩和するためのプレミアム付商品券事業に3億5,000万円が計上され、地域の振興が期待される。
桂川市長は、最後に自身の任期について言及し、再出馬の決意を表明した。市民と市政の進展をともに歩む重要性を強調した。
議長は、次回の本会議の予定日を告知し、議会は散会となった。