令和5年12月、亀岡市議会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
この会議で、市長の桂川孝裕氏が挨拶を行い、3期目となる市政運営の決意を述べた。市長は「市民が主役のまちづくり」を基本に、新たなビジョンに取り組む姿勢を表明した。
会議では、議案の提案理由説明が行われ、第1号議案として一般会計の補正予算が15億6480万円追加され、総額432億7750万円となることが報告された。
特に、「ふるさと力向上寄附金」の増額が見込まれ、寄附金総額を30億円から35億円に引き上げる計画が発表された。また、医療費の無償化についても、18歳までの子どもに対する助成の拡充が説明された。さらに、安全確保のためのヘルメット着用促進費用や、農林作物被害対策としての有害鳥獣駆除費用が計上されている。
市長はまた、災害復旧費として3516万円が計上されている旨も報告し、昨年の豪雨や台風による被害の復旧が求められていることを強調した。議案が今後の審議にて慎重に検討される重要性が述べられた。また、地方自治法第180条に基づく専決処分も報告され、議会における透明性が確保される方向が打ち出された。
本日の会議では、次回の本会議が12月5日午前10時に開かれることも告知され、議員たちは今後の議論に向けて準備を進める意向を示した。