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宇土市議会、土地開発や防災対策について活発に議論

宇土市議会での議論では、新たな土地開発や災害対策の必要性が強調され、市長が具体策を検討すると述べた。
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令和5年3月、宇土市議会は定例会を開き、多岐にわたる質問が行われた。

宇土市政研「志」の今中真之助議員は行政主導による土地開発の必要性を指摘し、具体的な候補地について質問した。元松茂樹市長は、ウキウキロード沿線や城塚インターチェンジ付近の開発候補地を挙げ、開発特性を考慮した土地の絞り込みについて検討を進めると述べた。

加えて、西部地域における人口減少が懸念される中、転入促進策や移住・定住施策についても言及された。市長は、人口ビジョンを基にした施策が必要であることを強調した。

福田慧一議員は新型コロナウイルス感染症の5類移行について質問し、医療機関や市民への影響を懸念した。健康福祉部長は、引き続き感染対策を講じる必要があると強調し、体制を整備するとした。

また、旧給食センターの老朽化が進む中、教育部長は計画的な改修や将来の建て替えを視野に入れ、現状の維持に努める考えを示した。これに対して中口俊宏議員は、宇土駅周辺を活用した防災拠点としての多目的施設の構想を提案し、市長と教育長もその必要性を認識した。

さらに、安全で安定した水道水の提供のため、漏水対策についても言及され、建設部長は予算措置が講じられていることを確認した。過去5年間の漏水事故について言及し、その原因として主に配水管の劣化を挙げるとともに、更新事業を進めていく方針を述べた。

今回の議会では、多数の議員から様々な意見が交わされ、宇土市の未来に向けた施策が議論されることになった。特に、市が推進する土地開発や災害時の対応策に関する議論は注目されており、今後の計画に期待が寄せられる。

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議会名令和5年3月宇土市議会定例会
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