令和5年6月定例議会の議会制度検討会議が開催され、運営方法や検討課題などの重要事項が審議された。
本会議では、行政部門別常任委員会の所管事項に関する質問についての通告外の質問範囲の試行が行われ、来年12月を視野に入れた検討開始が決定された。特に、委員会の透明性や公平性が求められる中、委員長の判断による試行がどのように進められるかが焦点となる。
さらに、検討課題の募集についても重要な議題として取り上げられ、各会派や無会派議員からの応募が継続されることが決まった。議会局は、各会派が7月31日までに意見をまとめ、直接提出するよう依頼する予定であるという。加えて、執行部からの課題募集も行う方針が示された。
次回の会議は7月4日(火)午前10時から開かれることが決定している。委員長からは、民生局長の委員会への出席についても報告があり、各会派からの意見聴取を経て、民生局長に質問の機会を確保しつつ委員会出席は求めない方向で調整することが確認された。
また、議会局より報告された政務活動費入力用Excelファイルのマクロが機能しなくなった原因と今後の見通しについても了承され、会議は進行していく。これらの議題は、議会運営に重要な影響を及ぼすものであり、今後の検討が注目される。