令和4年9月に開催された定例議会の議会ICT化運営協議会では、重要な協議が行われた。
出退掲示板の更新に関して、議会のメンバーは導入と維持管理コストの再調査を行うことを決定し、次回再度協議することにした。これにより、掲示板の機能向上が期待されている。
ICT化に関する今後の検討事業では、いくつかの方針が議論された。オンラインを活用した常任委員会の開催に関しては、議会局案に従うことが決定された。一方、傍聴席やインターネット中継へのライブ字幕表示、及び会議における文字起こしは導入しない方針が示された。また、議員研修会に関する文字起こしや議場でのピンマイクの使用についても導入しないとされた。
さらに、インターネット中継音声に対するコンプレッサーの導入は引き続き試行されることとなった。このように、ICT化の推進が見込まれる中で、導入する機能とそうでない機能が明確に区分された。
次回の会議日程については、正副委員長による調整が行われることが決まり、今後の動向に期待が寄せられている。議会局からは、クラウドストレージ「Dropbox」の価格改定に関する報告もあり、価格交渉や複数年契約の可否についても確認が行われることで合意された。