令和3年4月15日に開催された令和3年6月定例議会において、子どもの権利検討協議会は児童相談所の施設調査の結果を報告した。
協議会では、施設視察後の概要説明がなされ、委員からは多岐にわたる質問が寄せられた。特に、緊急時における子どもの保護方法については、重要なテーマとして取り上げられた。
委員の一人は、「緊急時にどのように子どもを保護する計画が立てられているのか」と質問した。また、意見箱に寄せられる意見の内容についても言及され、具体的な意見をどのように反映させているのかが問われた。
一時保護所の意義については、別の委員が、「一時保護所が持つ役割や機能について、改めて説明してほしい」と述べた。この発言を受け、担当者は一時保護所が子どもたちの安全を確保するための重要な場であると強調した。
さらに、一時保護されている子どもたちの成長に繋がる施策についても議論が行われ、子どもたちに必要な支援が展開されるべきとの意見が出た。委員からは、「一時保護の際、どのような支援が提供されるのか詳細を教えてほしい」との声も聞かれた。
最後に、配属される職員の資格の有無についての質問もあり、専門的な資格を有する職員の配置が望ましいとの意見が多く寄せられた。