綾瀬市議会が12月定例会を開催し、重要な議案が審議された。
本日は、令和5年度一般会計補正予算など、17件の議案が一括議題にのぼった。特に、学校給食費の徴収及び管理に関する条例は市民にとって重要な選択肢を提供することになる。市長の古塩 政由氏は、「今年も残り少なく、日々寒さが増していますが、コロナ前の日常に戻りつつあると感じています。その中でも、議員の皆様には健康に留意し、これからも市民のために活躍してほしい」と発言した。
相次ぐ発言の中で注目されたのは、学校給食費に関する条例改正案である。この改正案には、給食費の公会計化に伴い、透明性の向上や納付の利便性を図る意義が強調された。この条例整備には、「子供たちに安定的な給食を提供するため、未納の影響を受けずに給食を続けられる環境を整えることが必要」との見解が示された。
さらに、県との協議に基づく大和綾瀬地域児童相談所移転工事の協定締結については、古塩市長が詳細に説明。特に、老朽化した保健医療センターに関する改修工事の重要性が再確認された。また、令和5年度予算補正については、約10億8,007万円の追加が提案され、特に医療助成や公共施設の再編に関連する経費が含まれる。
今回の議案には、廃止及び認定する市道路線に関する提案もあり、古市市長は環境整備の重要性を訴え、住民の生活向上に向けた施策を今後も進めていく考えを表明した。市民の利便性や安全性を考慮し、より良い街づくりが求められている。