令和3年第4回高松市議会定例会が、9月6日に開会した。
会期は9月22日までの17日間と決まった。
日程には、会議録署名議員の指名や議席の変更も含まれる。
特に、今期定例会では新型コロナウイルス感染症対策に関連した議案も上程された。
市長の大西秀人氏は、感染症の急激な拡大が続いていることから、県が高松市をまん延防止等重点措置区域として指定したと報告した。
医療提供体制の厳しい状況を踏まえ、市民に協力を呼びかけ、基本的な感染防止対策を強調した。
その中で、不要不急の外出自粛が重要であるとの認識を示した。
議案の詳細については、議案第64号から議案第76号までの内容が説明された。
これには高松市の一般会計補正予算が含まれ、総額は28億2,561万8,000円に上る。
これにより、感染症対策事業や、地域経済の支援が含まれ、住民生活の安定を図る方針が示された。
また、教育・文化に関する予算の確保も確約された。
たとえば、瀬戸内国際芸術祭に向けた事業費の補正案が提案された。
議長の十川信孝氏は、議案の採決にあたって、細心の注意が求められることを強調した。
会期中に議案調整のための休会も決定され、日程には9月7日及び9月8日に2日間の休会が入った。
その後、9月9日の議会は午前10時から再開される予定である。
高松市議会は、住民の利益を尊重し、透明性のある議会運営を行う姿勢を改めてアピールした。