観音寺市議会は、令和3年第5回定例会を開催した。
今回の会議では、会期が9月2日から9月24日までの23日間に決定された。
議会の主要議案には、認定第1号から第11号までの決算認定及び、豊浜町の自校方式給食の継続を求める請願が含まれている。
議長の大賀正三氏は、議会の進行にあたり、日程を確認し、会期の決定を提案した結果、異議なく了承された。
市長の白川晴司氏は、提案した議案について説明を行った。
認定第1号は観音寺市一般会計の歳入歳出決算についてであり、認定第2号から第10号は各特別会計の決算認定に関するものである。
市長は、これらの決算に関する監査委員の意見も配付されていると述べた。
議案第54号から第57号までの4つは、専決処分の承認に関するもので、指定された法律に基づいた内容である。
具体的には、個人情報の保護や個人番号の利用に関する規定の改正が含まれる。
この件については予め行われた専決処分に対する承認が求められた。
さらに、観音寺市は令和3年度に向けた新たな補正予算案が提案された。
その中でも、一般会計補正予算(第4号)は、当初予算に比べて2億4,947万9,000円が追加され、予算総額は293億5,481万3,000円となる。
この補正予算に含まれる項目には、交通安全や教育環境の整備が含まれ、市民生活への影響が見込まれる。
また、料理学校など教育面での充実を目指した取り組みも見られ、観音寺市の今後の方向性に注目が集まる。
他にも、過疎地域持続的発展計画の策定や航路事業への影響についても議論される予定である。
今後、議案は各委員会に付託され、審査が行われることとなった。
議会は賑やかな議論の中、進行され、請願についても重点的に議題に挙げられることにより市民の意見が反映される見込みである。