令和4年結城市議会の第3回定例会が、9月7日に開会した。
主要な議題には、会期の決定や複数の補正予算案件が挙げられた。
市長の小林栄氏は、会期についての説明を行い、定例会は9月7日から9月22日までの16日間であると述べた。
また、令和4年度の一般会計補正予算第3号は、3億8,580万円の増額となり、予算総額は190億1,10万円になる予定であることを報告した。
この補正は新型コロナウイルス感染症への対応を含むさまざまな事業に関連している。
議案第36号から第43号までは、保険や福祉、土木関連の補正予算が提案された。
例えば、結城市国民健康保険特別会計の補正予算では、約599万4,000円の減額が見込まれており、年度末には約50億6,710万6,000円に達する見込みである。
また、結城市水道事業会計補正予算第1号についても説明があり、収益的支出において3,359万8,000円の増額が見込まれる。
さらに、議案第44号では、育児休業に関連する条例の一部改正が提案され、改正により育児を行う職員の仕事と家庭生活の両立を支援するための施策が盛り込まれている。
請願案件としては、教職員定数改善や老年性難聴者の補聴器助成が議論される。
市議会では、さまざまな分野の問題が提起され、詳細な質疑が行われ、議案が所管委員会に付託された。
今後、定例会での決算特別委員会が設置され、前年度の歳入歳出決算が審査となる予定である。