令和5年第1回土浦市議会臨時会が、5月19日に開催された。
今回の臨時会では、重要な役職の選挙が実施され、議長に島岡宏明議員が選任された。
また、副議長には鈴木一彦議員が当選した。各議員は新たな役職を得て、今後の市政運営に対する責任感を強調した。
市長の安藤真理子氏は、議会の開始に先立ち、被災者へのお見舞いの言葉を述べた後、現在の経済情勢について触れた。
物価高騰やエネルギー価格の上昇などが市民生活への影響を与え、持続可能な行政運営を求められていると強調した。
また、人口増加の現状や、つくばエクスプレス延伸に向けた県の提言についても触れ、地方自治体としての新しい生活様式に対応する必要があるとの認識を示した。
臨時会の議題では、各種選挙の結果が報告された後、専決処分の承認について議論された。特に、土浦市税条例や国民健康保険税条例の一部改正が重要なテーマであり、これに関する質疑も行われた。
質疑では、税条例改正にひもづく固定資産税への影響についての質問があり、総務部長からの回答もあった。今回の臨時会を通じて、議会は市民の負担を軽減するためにさまざまな対策を講じることを確認した。
最後に、議案第39号および第40号の東京都会館の補正予算が承認され、会期は一日で終了した。議会は市民の代表としての責任を果たすことを約束した。