令和2年3月19日に、龍ケ崎市議会は第1回定例会を開催した。
議題には多くの議案が含まれており、初めに議案第1号「町の区域の設定について」の審査が行われた。
この議案では、区域変更後の手続きに関する質疑があり、中山 一生市長は、「速やかに告示する」と述べた。
続いて、議案第2号では、特定健康診査の受診率向上が議論された。委員から受診率の現状について質問があり、執行部は「受診率は改善しているが、目標達成は厳しい」と説明した。
議案第3号の「龍ケ崎市部等設置条例等の一部を改正する条例について」では、職員の業務量平準化についての質疑が上がった。執行部は事務の集約化を進めるとし、具体的には「交通政策業務が都市計画課に移管される」との回答があった。
議案第4号では、地方公務員法の改正に伴う取り組みが求められ、執行部はRPAの利用を検討すると発表した。これにより、業務の効率化及び職員数の適正管理が目指される。
また、補正予算に関する議案も承認され、特に国民健康保険事業特別会計の予算関連での質疑があった。議論では財政運営に対する懸念が強調され、各議員からは国保税引き下げへの期待が寄せられた。