令和2年3月3日、常陸大宮市議会は定例会を開催し、議案第24号から議案第28号までの補正予算に関する委員会審査報告が行われた。
この会議では、各議案とも意見交換が行われおり、予算決算常任委員会の吉川美保委員長がその内容を報告した。特に議案第24号の一般会計補正予算では、入札差金や事業確定等による補正減が明らかにされ、台風災害による費用も説明があった。
質疑応答の中では、公債費の利率や地域創生事業の補助金申請件数がテーマに上がった。市民生活部に関する質疑では、応急仮設住宅借上料の減額についても話し合われた。保健福祉部関係では、高齢者福祉タクシー事業委託料の減額内容が確認された。さらに、産業観光部からは被災中小企業の復旧支援金に関しての説明も行われた。
報告の結果、議案第24号から第28号までの全ての議案は、質疑後に自由討議や討論がないまま、全会一致で可決される案件として取り扱われた。特に、一般会計補正予算は大きな関心が寄せられた。
淀川議長は、各議案の採決結果について異議なしとする旨を確認し、可決を宣言した。次回は3月11日に本会議を開くことが決まり、今回の会議は午前10時08分に散会した。