令和元年12月12日、大子町議会では定例会が開かれ、多くの議案が上程された。重要な議案として令和元年台風第19号による災害被害者への対応が挙げられる。当議会では、町税等の減免に関する条例の専決処分の承認が行われ、議員からも特に異議なく進行することが決定された。
また、一般会計の補正予算についても複数の議案が提出された。特に、大子町一般会計補正予算(第4号)に関しては、財政課長の佐藤光保氏が、災害対策費の賃金が誤って記載された事項について謝罪し、修正を要請した。同議案においては具体的な数字が明確にされ、問題は解決した。
また、本議会では介護保険や水道事業に関連する補正予算も議題に上った。これらの項目についても、財政状況が厳しい中での重要な審議が行われ、各議案とも原案通り可決される運びとなった。
加えて、町長が提出した新しい条例に関する議案も、事務局からの説明を経て全て原案通り承認されたことも大きな進展とされる。特に、大子町営研修センターの設置及び管理に関する条例については、新たな施策として注目を集めた。
人権擁護委員候補者の推薦案も議題に上がり、多くの議員から推薦候補に対する支持が得られ、円滑に進行することができた。このように、議論が多岐に渡る中での決定は、町民からの期待に応えるために不可欠なものである。
最後に、議長の大森勝夫氏が本日の審議が全て終了した旨を報告し、12月定例会を閉会した。新たな条例や予算の承認により、大子町のさらなる発展が期待される。