令和5年第370回三田市議会定例会が3月7日に開催された。
会議では、諸般の報告に続き、一般質問が行われ、特にSDGsや人権擁護に関する取組が注目された。
檜田充議員(市民の会)は、市の「本人通知制度」について質問。
yの1月までの登録者数は948人で、制度発足からの通知件数は年間30〜50件と述べた。
次に、インターネット差別書き込みのモニタリング調査について質問し、年度内の削除要請件数についても触れた。同議員は、三田市高等学校等入学支援金支給についても言及し、他市との違いを挙げ、制度の再考を求めた。
また、子育て世帯への支援についての調査結果も示され、子どもの進学先に関する親の意見が多様化していることが指摘された。
市長の森哲男氏は、人権尊重の重要性を強調。この条例を活用し、地域コミュニティを強化する方針を示した。さらに、新型コロナウイルス対策についても言及し、感染防止活動の重要性を訴えた。
続いて、自動運転バスの実証実験についての進捗が報告され、市の持続可能な交通ネットワーク構築への取り組みが明言された。
教育関係では、檜田議員の質問に対し、学校再編計画に関する報告が行われ、今後の進展についても期待が寄せられた。
さらに、公共交通の充実についても議論され、多様化する移動ニーズへの対応が求められていると確認。
最後に、新型コロナウイルスワクチン接種の方針が確認され、今後の接種計画が策定される方向性が示された。
市議会では、持続可能なまちづくりのための様々な施策について、引き続き議論を重ねていく姿勢が伺えた。