令和6年9月13日、旭川市議会は第3回定例会を開いた。
本会議では、様々な議案が審議され、特に補正予算に関する議案が重要な位置を占めた。
議案第1号から第15号に上るいくつかの議案が一括して議題とされ、いずれも原案通り可決された。
高橋ひでとし議員(補正予算等審査特別委員会委員長)は、特に議案第7号(旭川市スキー場条例の一部改正)の重要性について言及した。
「日本共産党としては、街のスキー場の運営が地域住民にとって重要であると考える。そのため、改正に際しての市民への影響を注視し続けるつもりだ。」と述べた。また、品田ときえ議員も同様に賛同する意見を述べ、その必要性を強調した。
さらに重要な議題として、いじめ問題に関する再調査の報告が行われた。今津寛介市長は、いじめ問題を受けた中学生の自死に伴う調査結果を報告し、再調査の重要性を強調した。
「この調査は、再発防止と真相の解明を目的としており、私たちの責任を再確認しなければならない。」と、市長は発言。
市長は、調査に基づく提言をもとにしたいじめ防止の活動を強化する意向を示した。また、報告書の中では学校や教育委員会の対応に関して厳しい指摘がなされており、今後の改善に向けた実行が求められる。
今後の旭川市においては、これらの議案を通じて地域に根ざした政策が進むことが期待されている。議会は次回、9月17日に再開される予定だ。この会議は、札幌市など他の地域でのいじめ防止対策を参考にしながら、さらに包括的な施策を検討していく方針である。