尾道市議会は、令和元年第2回定例会を開催し、各種議案を審議した。特に、教育委員会の委員任命や監査委員選任などが重要な議題として取り上げられた。講演の中で、平谷 祐宏市長は、教育委員会の委員として木曽奈美氏の任命を提案。市長によれば「木曽氏は本市の教育委員会において適任である」とし、議会の同意を求めた。質疑応答では特に異議はなく、協議の結果、木曽氏の任命が決定。
次に、監査委員の選任に関する提案も同様に問題なく通過した。平谷市長は、内海和男氏の任期満了に伴い、今岡寛信氏を新たな監査委員に選任したいと述べ、「今岡氏は監査委員として必要な資格を有している」と強調した。議会はこれに対して異議なしの結果となり、選任が決定。
公平委員会の選任もまた、平谷市長による松岡昭禮氏の再選任の提案が行われ、特に問題視されることなく合意を得て選定された。さらに、固定資産評価員の選任についても、新たに峰松功二氏の選任が同意された。市長はこれに際し、「市としての透明性を高めていくための重要な措置である」と述べ、選任の意義を説いた。
また、特別委員会の設置も議題に上り、庁舎整備についての調査を行うため9名の委員からなる特別委員会が設置されることになった。これらの措置は、市の透明性と効率的な運営に寄与することが期待されている。
議案の最後、この期間に提案された数々の財産取得に関する議案についても一括して審議され、滞りなく決議された。市としてこれらの施策は、今後の地域活性化に寄与することが望まれている。