令和元年第1回東広島市議会臨時会が5月15日に開催され、多くの案件が審議された。
出席者は市長や各部長を含む多くの議員であり、議事日程は十分な準備のもとに進行した。
まず、日程第1として会議録署名議員の指名が行われ、岩崎和仁議員、中川修議員、貞岩敬議員が指定された。
続いて、日程第2の専決処分に関する承認案が議題に上った。これは、事故による損害賠償や地方税法の改正に伴う条例改正を含むもので、総務部長の倉本道正氏による詳細な説明があった。特に、事故に関しては市道の管理上の瑕疵が問題視され、議員からは再発防止策の強化が求められた。この議案は全会一致で承認された。
前向きな対応として、賛成党からは、市民が不利益を被ることのないよう条例改正が求められた。一方、財源確保の観点から一部議員からの懸念も表明されたが、最終的には地域の発展を考慮した結果、承認が得られた。
次に、日程第3では監査委員の選任が同意され、池田隆興氏の後任として加藤祥一氏が選任された。これも全会一致による採決で決定され、議会の透明性を高めるための重要なステップと位置付けられた。
最後に、議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会の所管事項についても確認され、今後の審査継続が決定された。
議会閉会に際して、高垣広徳市長は、議員の協力に感謝し、東広島市の持続的成長と市民生活の向上に向けた施策の推進を約束した。