令和元年第2回中津川市議会臨時会が、5月15日に開催された。
本会議では議長や副議長、各委員会の委員の選任が行われた。最初に議長選挙が行われ、勝彰君が議長に選出された。議長就任にあたり、「市民目線の議会運営を進める」と強調した。
続いて、副議長の選挙では吉村浩平君が選ばれ、議員間の連携を図ることを目的に活発な議論を促進する意向を示した。さらに、常任委員会や特別委員会の選任が行われ、リニア中央新幹線対策特別委員会の設置や、議会改革特別委員会など、各委員会の活動が今後の市政に向けて期待されています。
議長の勝君は、「リニア開業に向けた基盤整備や人口減少の課題に対し、市と議会の一体の取り組みが求められる」と述べ、市民の期待に応えるまちづくりを強調した。特に、リニア中央新幹線の整備を通じて地域活性化を図る意義について言及し、各委員会の活動がその一助となることを顧みた。
また、病院や医療等の対策特別委員会についても設置が決まり、地域医療の充実に向けた調査研究が今後進められる。青山節児市長は市民福祉の向上や若者の定着を目指し、基本施策に対しても積極的に取り組むとの方針を示した。
その後、固定資産評価員の選任や、監査委員の同意を求める件が続き、議第63号議案の中津川市税条例の一部改正についても審議され、特にふるさと納税制度の見直しが地方税法改正に伴って行われることとなった。「公平・公正な議会運営が肝要」との議長の発言が印象に残りました。
最終的には、一般会計補正予算も承認され、全会一致での可決が成されました。議会の閉会にあたっても、全議員の協力と意見の一致が強調され、市政進展の一助となることが期待されます。
今後の議会における活動に注目が集まる中、これらの基本的な施策が市民の期待に応えられることを願っています。