令和元年6月17日に開催された美濃加茂市議会第2回定例会は、各議案の審議を行った。
本会議では、多数の補正予算案や条例改正案が審議され、その中には平成30年度美濃加茂市一般会計補正予算(第11号)も含まれた。渡辺孝男議員は、この補正予算の中で前平・東総合運動場事業の遅延について疑問を呈し、その原因を市民協働部長の山田尚樹氏に質した。山田氏は、プール解体時に残留薬剤やくいの引き抜き作業の遅れが影響していることを説明した。
さらに、渡辺議員は工期遅延が今後の計画に与える影響を懸念した。山田氏は、前平プール跡地に民間施設の導入を検討しており、進捗状況についても言及した。その中で、業者との調整が必要であるとしつつ、プロポーザル方式での選定を考えていると強調した。
議題はその後、介護保険会計補正予算や、税条例の改正案に移ったが、特に介護保険に関する質疑はなく、各議案が次々と委員会付託されていった。
また、令和元年度美濃加茂市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)についても、市民への影響を考慮しつつ質疑が行われた。議長は質疑がないと認め、これを受けて議案を委員会に付託する旨を伝えた。
会議の最後には、今後の委員会日程について説明があり、同会議を無事に散会した。議会ではすでに準備が進められており、次回の会議では議決事項に関する審議が期待されている。各議案の可決は市民生活に直結するため、慎重な審議が求められる。