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志免町議会、インボイス制度導入に懸念の声

志免町議会でインボイス制度の影響が議論され、負担増加を懸念する声が上がった。
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令和3年第8回志免町議会定例会が12月7日に開催された。

一般質問では、末藤省三議員が主なテーマを取り上げた。

まずは、インボイス制度に関する質問があり、末藤議員は、「消費税のインボイス適格請求書の制度導入により、多くの小規模事業者が影響を受けている」と指摘した。

彼の意見によれば、適格請求書の写しの保存義務が加わることは、小規模事業者にとって負担が大きく、廃業のリスクも増す。このことについて、町長の世利良末氏も、「商工会と連携し、制度についての説明を行っていく」と答えた。

空き家や空き地の管理についても質問があり、特に米価の大暴落とその影響について不安を表明した。末藤議員は、「42%のカロリーベースの食料自給率が37.17%に低下したことは懸念材料」と述べ、町全体で食食自給率向上に取り組む必要があると訴えた。これに対し、町長は、「新規参入者を促進し、耕作放棄地の再利用にも取り組む」と強調した。

最後に、選挙公報の配布についての質問に対して、住民課の塩崎幸恵課長は、公示日の翌日に開始される期日前投票に間に合わないことがあると説明した。末藤議員は、特に不在者投票の皆様への情報提供の不足を指摘し、改善を求めた。今後の議会において、これらの問題に対する具体的な対策が話し合われることが期待される。

議会開催日
議会名令和3年第8回志免町議会定例会
議事録
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