令和5年第2回四街道市議会定例会が開催された。議長の清宮一義氏は、午後1時に開会を宣告し、出席議員20名の確認が行われたことを報告した。
本会議では議席の変更や会議録署名議員についての議題が取り扱われ、異議なしとの声が上がった。会期は6月28日までの24日間と定められた。
施政概要の説明を行う鈴木陽介市長は、新型コロナウイルス感染症への対応を強調した。政府による新型コロナウイルスの分類が変更された後も、市民の健康を守るため情報提供を続けると述べた。
さらに、施策の一環として子育て世帯への生活支援を進めていること、また新たな総合計画を策定中であり市民からの意見収集活動を行ったことにも触れた。特に、医療費助成制度の対象年齢を拡大することが計画されており、具体的には18歳までの子供を対象にする方針である。
教育環境の充実にも言及し、市内小中学校における給食費全額補助の実施がアナウンスされた。市長は議員に対し、施策への理解と協力を求めてこの計画内容を強調した。
次に、議案第1号から第8号までが上程され、それぞれの提案理由の説明がなされた。第4号は一般会計の補正予算であり、歳入歳出それぞれ8,800万円を追加する内容となっている。特に、コロナ対策の国庫支出金を活用した市独自の支援策についても言及された。
陳情第6号は広報広聴特別委員会に付託されることが決定し、合意が得られた。
なお、議会は翌日から8日までの間、議案調査のため休会期間に入る。次回の会議は6月9日に予定されている。
会議録では、鈴木市長の発言が特に注目を集めている。市民の命と暮らしを守る施策として、特に経済的支援の強化や教育環境の充実が挙げられた。今後も市の発展に努めていく姿勢を見せており、市民に寄り添った施策の実施が期待されている。