令和4年1月21日、八千代市議会第1回臨時会が開かれた。
議題には、専決処分の承認案と区域外道路の認定に関する承諾案の2件が含まれていた。議会は27名の議員が出席し、議長の大塚裕介氏が開会を宣言した。
最初に、服部友則市長が市側の報告を行い、今回の臨時会に提出された案件の重要性を強調した。特に、専決処分に係る議案第1号について、マイナンバーカードの申請支援や臨時特別給付金にかかる経費の追加が急務であると説明した。市長は、昨年の定例会での決議に基づいて速やかな対応が求められたことを指摘した。
議案第1号において、マイナンバーカードの交付事業に関連して、交付率は12月末時点で45.6%に達していると市長は述べた。令和5年3月末までに100%を目指す国の目標に対し、八千代市も迅速な対策を講じる必要があるとした。
議案の審議では、藤田進議員からはマイナンバーカード取得の障壁について質疑が行われ、特に個人情報に関する懸念が指摘された。議案の内容は各委員会で慎重に審査され、最終的には多くの賛成を得て承認された。
続いて議案第2号、区域外道路の認定に関する承諾についての議論も行われた。この案件は、船橋市からの協議に基づくもので、審査の結果、賛成多数で可決された。伊東幹雄都市常任委員長は、八千代市と船橋市双方の調整が整ったことを報告した。
討論が行われた後、議案はそれぞれ全会一致で承認され、議長はこれにて今臨時会の全ての案件が終了したことを告げた。議会は午後2時50分に閉会し、議員らは終了を迎えた。