令和6年第2回定例会が6月5日に開催され、大網白里市の市政に関する一般質問が行われた。
まず、自民党の金森浩二議員が大網白里市の情報発信について質問を行った。金森議員は、情報発信は市の魅力を伝え人の流入を促進するために重要であると強調した。具体的には、市の行事やアクティビティをどのように発信しているか、その詳細を問いかけた。
これに対し、古内晃浩秘書広報課長は、広報紙やウェブ媒体、SNSを活用していると説明した。また、最近リニューアルしたホームページの訪問者数についても言及し、より多くの市民に情報を届けるための方策を提案した。金森議員は、SNSの更新が遅れている旨を指摘し、特にインスタグラムやTikTokなどの活用を提案した。さらに、SNSを通じた情報発信の強化が若者の流入につながると指摘した。
次に、安心・安全なまちづくりの観点から金森議員は、市の地域防災計画や自主防災組織の活動の重要性を述べ、特に災害時における迅速な対応について質問した。石井一正安全対策課長は、地域住民と協力して自主防災組織の設立を推進し、防災訓練を通じた連携の強化を図っていると回答した。また、災害時の情報伝達方法についても多様な手段を取り入れていると説明した。
さらに、自民党の斉藤完育議員は、市民の利便性向上について質問した。具体的には窓口業務のキャッシュレス化や、公共施設の予約システムの導入について言及し、市民の利便性が向上することを期待した。鈴木正典教育委員会生涯学習課長は、予約システムの導入に向けた取り組みを進めていることを明らかにした。
また、土屋忠和議員がふるさと納税について質問し、地域の特産品などを充実させることで、さらなる寄附の促進を求めた。