市長の政治姿勢に関する議題が中心だった。市長は新型コロナウイルス感染症対策の重要性を強調した。特にワクチンの3回目接種や、市内事業者への支援策が鍵となると述べた。
市長の言葉を借りれば、「柏市は市民の未来のための循環型社会を目指す。」これに基づき、政策を推進していく方針だ。市立柏病院の役割も重要視されている。特に、高齢者施策についても力を入れる考えを示した。
岡田智佳市長は、さらに「高齢者の運転免許の返納とコミュニティバスの早期実現が重要」と発言。行方不明高齢者等の探索サービスを強化する旨を明言した。これには保健福祉部長と土木部長も関与し、協力を確認した。
教育施策では、「通学路の安全対策やタブレットの活用状況が議論された」と教育部長が報告。新しい技術の導入が進んでいることが評価された。
投票率向上に向けては、選挙管理委員会事務局長が「届かない投票用紙や暗い期日前投票所の改善策」についての提案を行った。そして、共通投票所の設置の必要性も指摘された。
地域の声に対応するため、市長は「時代に即した消防団運営事業の必要性」を強調。縦割り行政の解消とともに、「すぐやる課」の導入を目指す意向を示した。これらの施策は市民サービスの向上を狙うものとされている。