柏市、一般会計補正予算に関する質疑が続く。新型コロナウイルスの影響が依然として続く中、
市議会での討論が行われた。特に、柏市独自の100億円を新型コロナ対策費に充てる補正予算案の未提出が問題視されている。
質疑には、山下洋輔市議、末永康文市議、佐藤浩市議の3名が参加し、重要な質問が投げかけられた。山下市議は、
「補正予算案を編成しない理由を明らかにしてほしい」と述べ、市の方針について疑問を呈した。
一方、住居確保給付金や特別定額給付金の給付についても議論がなされた。
末永市議は、「居住の安定が求められるなかで、どのような支援を行うのか」とし、さらなる具体的な政策提案を求めた。
また、特別支援学校の臨時休業に伴う放課後等デイサービスの支援や、児童扶養手当受給世帯への緊急支援給付金についても言及があった。
佐藤市議は、これらの支援を強化する必要性を訴え、「具体的な対応策を速やかに提示するべきだ」と強調した。
さらに、子育て世帯への臨時特別給付金、中小企業支援給付金、市内事業者売上減少対策事業についても焦点が当てられた。
「これらの施策は市民生活を支える重要な手段である」と市議は述べ、緊急性を訴えた。
保育環境改善等事業補助金についても市民のニーズを反映させた支援策が求められている。市議会での議論は、今後の政策決定に向けた重要なステップとなることが期待されている。