6月の会議において、地域の重要課題が取り上げられた。
防災、防犯対策、子育て支援、文化振興など多岐にわたるテーマが議論され、各担当者が見解を述べた。
まず、防災・防犯計画に関しては、避難所の整備状況や通学路の安全性について報告された。総務部長は「避難所は地域ごとに指定され、多くの人に利用されることを目指している」と述べた。
さらに、学校教育部長は通学路の安全性にも言及し、「交通安全教育を強化し、地域住民と連携を図ることが重要だ」と強調した。
続いて、交通行政については踏み間違い事故の防止策が取り上げられ、土木部理事は「事故を未然に防ぐための取り組みが今後求められる」と述べさせた。
文化振興に関しては、市内の文化財保護や教育を通じた振興策が仰がれた。市長及び生涯学習部長は「文化財を通じて地域の魅力を発信し、未来の文化人を育てるための教育が必要である」と述べ、その重要性を訴えた。
子育て支援に関しては、虐待や里親制度、ひとり親支援等が具体的に取り上げられた。こども部長は「子どもの生活支援を行い、安心して成長できる環境を整備することが今後の課題である」と語った。
また、柏駅前開発に関しては、経済産業部長が「商業の活性化を図り、新しい拠点として地域を盛り上げる計画を進める」と述べ、期待する声が多かった。
医療についての議論では、病児・病後児保育や医療的ケア児の通学支援について考慮され、保健福祉部長は「これらの支援が未来の医療従事者を育む基盤となる」と発言した。
その他にも、学区外通学や特別支援学級に関しての報告が行われ、責任者から詳細な説明があった。教育長は「特別支援教育を充実させ、すべての子どもたちに適切な学びの場を提供する必要がある」と強調した。