令和4年第2回柏市定例会が6月10日に開催され、市民の生活を守るための様々な政策が議論されました。特に注目されたのは、新型コロナウイルス感染対策や経済対策、子ども医療費助成、さらにはシルバー人材センターの運営についての詳細な質疑があり、これらの問題が市民の生活にどう影響を及ぼすかが強調されたことです。
まず、質疑に立った塚本竜太郎議員は、コロナ禍が続く中で市内事業者の支援を求めました。「市はキャッシュレス決済ポイント還元事業を実施する予定だが、これにより消費が促進されることを期待している。」と述べ、具体的には、消費者が市内の対象店舗で利用した場合、決済額の20%をポイント還元する計画が数ヶ月後に始まることを示しました。
また、ウクライナに避難している市民への支援も重要なテーマとなりました。「現在、柏市には避難者5人がいるが、必要な支援を継続し、今後の増加に備えた支援対策を充実させる必要がある。」と市長は述べ、消防用資機材の提供なども検討されていると強調しました。
次に、子ども医療費助成に関しても言及されました。市長は、千葉県と協議の上、高校卒業までを対象にする計画があるが、具体的な進捗状況については言及せず、引き続き検討を進める姿勢を示しました。