令和元年12月の定例会での我孫子市議会の決定事項が、今後の市政運営に影響を与える。
会議では、議案第16号の訂正が承認された。これにより、我孫子市新廃棄物処理施設整備運営事業に関する予算が見直されることとなった。星野順一郎市長は、今回の補正予算において新たに設定された継続費の詳細を説明した。具体的には、清掃費など新クリーンセンター整備事業にかかる予算の変更が含まれる。
議案第1号から第20号に関する総括審議では、様々な議案が精査された。戸田智恵子総務企画常任委員長の報告によれば、附属機関設置に関する条例や職員の給与に関する条例などが議論され、多数の議案が原案通り可決された。特に、議案第4号は原案通りに可決され、常勤の特別職の職員の給与改定が承認された。
一方で、議案第12号に関しては議員間での激論が交わされた。この議案は我孫子市農業拠点施設の指定管理者を株式会社あびベジとするものであり、岩井康議員は公募を行わなかった点を問題視した。代わりに、経営改善の成果を強調する声もあり、賛否が分かれる結果となった。