令和3年12月17日、我孫子市議会は定例会を開催した。
市議会は議案に関する重要な審議を行い、数件の条例改正や補正予算案が全会一致で可決された。
特に、議案第16号の令和3年度一般会計補正予算(第8号)では、歳入歳出それぞれ3億2000万円の追加があり、総額は503億3900万円となった。予算審査特別委員会の椎名幸雄委員長は、この補正予算が子ども医療費助成などの主要事業に充てられることを説明した。
また、議案第22号では、新山訓代氏が教育委員会委員に任命されることが議会の同意を得て決定した。市長の星野順一郎氏は、新山氏の任命が地域教育に貢献することを期待しているとの発言をした。
千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が行われ、茅野理議員が選出された。茅野議員は、当選を受けて、高齢者医療の向上に努める意向を示した。これに対し、議長の甲斐俊光氏は、議会の円滑な運営を称賛し、さらなる協力を求めた。
本定例会は、全ての議案がスムーズに進行し、議論を経て無事に終了した。甲斐議長は、今後も議会の透明性を確保し、市民の信頼に応えられるよう努めると締めくくった。