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能代市議会、一般会計補正予算を可決 新型コロナ対策費452万9000円を含む

令和3年2月12日、能代市議会で一般会計補正予算が可決され、新型コロナウイルス対策治療費452万9000円が計上された。
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令和3年2月12日に行われた能代市議会の臨時会では、令和2年度の一般会計補正予算についての議論が行われた。

出席議員は19名で、議題には専決処分された令和2年度の一般会計補正予算の承認と新たな補正予算案が含まれた。

まず、承認第1号について、総務企画委員長の武田正廣氏は、除排雪対策費の不足を理由とする緊急経費の専決処分を報告した。

この専決処分により、歳入歳出にそれぞれ1億円が追加され、予算総額は360億5446万9000円となった。この承認を求める背景には、厳しい冬季の除雪対応があると明らかにした。

また、議案第1号の補正に関しては、肥大化する新型コロナウイルス対策費が主な要因である。

この議案では、歳入歳出にそれぞれ2億7855万5000円を追加し、予算総額を363億3302万4000円とする。新型コロナウイルスのワクチン接種に必要な事業費が含まれている。

文教民生委員長の落合範良氏は、接種対象について市民全体を見越した計画であることを説明した。特に16歳以上の市民全員が接種を受けられるよう予算措置を進めていると語った。

その過程で、医療従事者や高齢者への優先接種対象を具体的に示し、実施体制を整備する必要性を強調した。

さらに、安井英章氏が担当する産業建設委員会からの報告では、除雪の実績が紹介され、特に能代地域での除雪が頻繁に行われていることを明らかにした。

市民からの要望に対しても、適切に業者と連携し対応を図っていると述べた。

これらの議案は、各委員長の報告を受け、討論なしで異議なく可決された。議会は閉会し、これにより新年度に向けた予算の最終確定が進む見込みとされている。

議会開催日
議会名令和3年2月能代市議会臨時会
議事録
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