令和元年6月14日に開催された豊橋市議会では、様々な議案が審議された。議案第5号の一般会計補正予算では、約2億円の補正が求められた。
福祉教育委員会委員長である田中敏一氏は、病院事業会計の補正予算の背景について詳しく説明した。彼によると、補正に至った理由は労働基準監督署の調査だ。指摘されたのは、時間外勤務手当の算出に関するものであり、特殊勤務手当が給与額に含まれていないというものであった。これに関連し、今後の対応も話し合われることとなった。
次に、総務委員会委員長の近田明久氏は、豊橋市市税条例等の一部改正に関する議案について報告した。この改正では、税収向上を狙った措置が盛り込まれた。一般的な意見では、税収の確保は都市の財政健全化に寄与するため、重要な議題とされた。
議案第11号に関しては、土地が新たに生じたことの確認が求められた。これに関連して、明海町の埋立工事の進捗状況についても質疑応答が行われた。その結果、残り約9ヘクタールの埋立部分について、令和2年7月に工事が完了するとの見込みが示された。
物品購入契約に関しては、小中学校の空調設備整備事業に関する議案が審議された。提出された意見では、空調能力の最適化についての懸念が示された。環境面への配慮も重要視されており、業務改善としての観点からの意見が多く聞かれた。
最後に、議員派遣に関する議題では、派遣する議員を決定することが無事に承認された。これにより、今後の地域連携や視察活動が進展することが期待されている。全体として、環境への配慮を含む多様な課題が議論され、無事に会議は終了した。